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ライフスタイルの変化と建築プランの考え方について

マイホームは一生のうちで何回も建て替えることのない長期的な住まいです。
その長い期間の中で、家族構成や働き方、環境の変化など、様々な面でライフスタイルが変化していくことが考えられます。
そのため注文住宅の建築プランを考えるにあたっては、将来的なライフスタイルの変化を想定した建築計画が求められます。
今回は、ライフプランの変化を意識した注文住宅の建築プランについて解説します。

 

 

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化と建築プランの考え方について

私たちのライフスタイルは時間が経つごとに変化しています。
家族構成や働き方、暮らし方などが変わるごとに住宅に求められるものも変化してきました。
そのため移り変わりを意識した建築計画を考えることが重要です。

 

家族構成の変化

近年、家族の在り方も多様化しており、1人暮らしや核家族だけでなく、23世代同居や共同生活など様々な形態があります。
現在の家族構成に合わせた間取りを考えることは当然ですが、同時に将来の家族構成に変化があったときも対応できるプランを意識することも重要です。
例えば子育て中の家庭では子供部屋やキッズスペースなどが必要となりますが、成長に合わせて部屋の用途を簡単に変更できるようにしておけば大きなリフォームをする必要なくなります。
また、現在高齢の家族と同居している場合はバリアフリーの設計を意識される方がほとんどだと思いますが、核家族においても自分自身の老後の生活を想定しておくことも大切です。
共働きの家庭であれば家事の効率化を考慮して間取りや設備の配慮が必要です。
将来の家族の形を意識した細かな部分まで考慮したプランニングが重要となります。

働き方の変化

現代人は仕事や家庭のことで忙しくストレスや疲れを感じやすい傾向があります。
一方でテレワークの普及によって、リラックスできるはずの自宅の空間が仕事をする場所と併用になってしまっているケースも多くなっています。
働き方によっては、家の中に仕事スペースを設けることも必要になってきました。
このように働き方の変化に合わせて、建築プランにも変化が求められます。

社会の変化

また、社会や環境の移り変わりによる住宅様式の変化も見られます。
たとえば現代の住まいに求められる条件の一つにグリーン化や省エネルギー化があります。
最近では住宅の省エネ基準の適合義務化や、住宅ローン控除の適用条件の改正などが記憶に新しいかと思います。
私たちが快適に暮らしていくためにも地球環境への配慮は欠かせないものとなってきており、住宅購入者においても電気や水の節約、自然エネルギーの活用など様々な取り組みが必要になっていくことだと考えられます。

 

 

 

建築プランで意識するべきこと

ライフスタイルの変化と建築プランの考え方について

では、将来のライフプランの変化に対応していくために建築プランを立てる段階でどのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。
具体的に考えてみましょう。

 

①リフォームのしやすさ

建物自体がリフォームしやすい構造や設備を備えていることは、将来的な住まいの選択肢を広げ、家族のライフスタイルの変化に対応することができるため非常に重要です。
具体例としては、リフォームしやすい住宅には下記のような特徴があります。

■間取りが変更しやすい設計であること
部屋の増築や縮小、部屋の移動などが容易にできるような間取り設計を心がける

■基本設備がしっかりしていること
基本設備がしっかりしている場合、修理や交換が比較的容易に行えるため、長期的に住み続ける場合に安心感を与えます。

■柱や梁、耐力壁が見える構造であること
柱や梁が見える構造の場合、壁を壊すことなく内装の変更や設備の追加がしやすくなります。水回りの設備が集中している場合、一箇所をリフォームすれば全体の設備を改修することができます。

 

②オープンスペースの活用のしやすさ

注文住宅においてオープンスペースを設けることも重要なポイントの一つです。
オープンスペースとは、リビングやダイニング、キッチンなどが統合された広い空間のことを指します。
オープンスペースがあることのメリットは、家族のコミュニケーションがしやすくなることです。
また、空間が広いと家具の配置に自由度が生まれます。

オープンスペースの機能を充実させることで、将来的にライフスタイルに変化が生じても最小限の変更で居住し続けられるというメリットもあります。

 

③バリアフリー

高齢者や身体的な障害を持っている方も安心して生活するためには、スロープや手すり、段差解消などのバリアフリー設備が必要になります。車いすの方が住んでいる場合、玄関ドアや廊下の幅が十分な広さが必要です。
バリアフリーの設備があることで、高齢者や障害を持っている方だけでなく、小さな子どもを持つファミリーなども利用しやすくなります。
また、家族が急な怪我や病気で身体が不自由になった場合でも、住宅内での生活もスムーズに行えるようになります。

バリアフリーの設備を備えた住宅は将来的な視点からも重要であり、需要が高まることが予想されます。
住宅の設計においては、バリアフリーの設備が考慮されることが求められます。

 

④環境対策について

これからの住宅には省エネや環境保全に貢献することも求められています。
そのため、建築においても環境に配慮した設計や素材選び、省エネ設備の導入などが必要不可欠です。

具体的に建築で注意すべきこととしては、以下のような点が挙げられます。
まず、断熱性能の高い壁や窓の乾燥の導入が必要です。住宅内の温度を一定に保ち、冷暖房の効率を上げることができます。
将来的には太陽光を利用した設備の導入が必要になる可能性もありますので、すぐに導入しない場合であっても導入を前提とした構造にしておくことも大切です。太陽光発電システムを導入することで、自宅での電力消費量を減らし、CO2排出量を抑えることができます。日当たりの良い場所に窓を設置することで、自然光を取り込み、照明費の削減に繋がります。

また、住宅内で使用する素材にも配慮が必要です。環境に優しい素材やリサイクル素材を使うことで、建築廃材の削減や二酸化炭素排出の削減につながります。

 

⑤仕事スペースの確保

自宅で仕事をする場合、仕事用スペースを決めておくことで仕事とプライベートの境界を明確にすることができます。
仕事用スペースをあることで家族や来客がいても集中して仕事ができて仕事効率を向上させることができますし、自宅内での仕事が終わった後もリラックスした気分で過ごすことができ、メリハリのある生活を送ることができます。

居室を仕事スペースと兼用する場合は、机や本棚などの家具を使い、仕事スペースを区切るようにしましょう。
個室を利用できる場合は、部屋の中に仕事スペースをつなぐのではなく、独立した部屋として設計すると良いでしょう。

また、仕事スペースに必要な設備もそなえておく必要があります。
パソコンやプリンター、ファックスなどのオフィス機器保留スペースや、電源コンセント、ネットワーク環境の整備が必要です。
照明や空調も考慮しましょう。快適な仕事環境を整備することで、仕事に集中しやすくなり、生産性を向上させることが期待できます。

 

 

将来のライフプランを想像することが大切

コンサル未来では、将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるよう工夫された住宅を手掛けてきました。
ホームページの作品集では、これまでの施工写真を見ていただくことができます。

可動式 間仕切り壁

自然光を取り入れるトップライト窓

広いオープンスペースに可動式のテレビ

他にもたくさんの事例があります。
建築プランでお悩みのことがあればコンサル未来までお気軽にご相談ください。

↓LINEからのご相談も大歓迎です!

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