未来のエコな 住い 概要
お住まい全体は、余計なものがなく とてもシンプルな造りです。
1.沖縄の特性を活かしたパッシブ住宅で計画。
① 沖縄の風土に溶け込み、自然と共存しながら 健康で暮らす家
② 自然の力を、そのまま ダイレクトに活用。 自然を最大限活かした「パッシブ住宅」です。
③ 光熱費を 最小に抑える為の 気調換気システムを導入。
2.動線計画で、ゆとりの時間をつくる。
① 家事を すばやく終わらせる。 「使いやすく おそうじ簡単」を基本に 設計。
② 家事動線は、最短で計画、 収納スペースは、必要な場所に、必要量を 最大限確保。
収納する移動時間を 短縮。家事労力と 全体を軽減。
3.価格をおさえる
建設費削減は 中途半端なやり方では 出来ません。
おもいきった発想で。大胆に実行。生活する上で、必要ない内装工事は、止めました。特に木工事(大工さんの仕事)は
ありません。タイル工事や、その他の工事も 極力簡素化しました。
これにより、大幅な建築コスト削減と工期の短縮が可能になります。
4.構造はRC造。安心して暮らす。
ちょっと昔の「外人住宅」といった感じです。
とてもシンプルで、かえって気持ちが良いぐらいです。(お金をかけてない分)
しかし、構造上、重要なヵ所には 力を入れております。 「基礎は耐圧基礎盤工法」、「建物はRC造」となっており、
強度は、木造やブロック造に比べると ダントツに強く、地震や沖縄の台風、塩害、シロアリ、維持メンテナンス、
などに 不安がなく、安心して暮らせます。さらに 住み心地も快適です。
コンサル未来
参考になります
住宅建築物と省エネルギー
一級建築士定期講習テキストから抜粋
- 防暑技術
日射遮蔽や通風利用など、建築的な工夫によって冷房エネルギーの消費量は大きく変化する。特に、ガラスの壁面や屋根面をもつ建築物では、日射遮蔽と通風等を活用した排熱の建築的対応がエネルギー消費量を大きく低減する可能性がある。
図10は、住宅の防暑技術をまとめたものである。庇の計画や常時開放可能な高窓設置など、日本の伝統住宅の技術に学ぶ点も多く、住宅設計者には、環境改善と冷房負荷低減の両面から、防暑設計を期待したい。
開口部の可動庇など、日射遮蔽部材は欧米では広く普及している。台風など強力な外部風圧を受ける日本では、外部遮蔽装置には高い耐風圧性能が要求される。近年、風速センサーによる自動制御などが普及し、日本でも利用環境が整いつつある。遮蔽の効果は、冷房負荷の低減だけでなく、窓近傍の平均温度を低く保ち、輻射環境を改善することによって、快適な冷房環境に大きく寄与する。図11及び図12は、窓の仕様と日射熱取得率である。遮蔽性の高いガラスを用いることで得られる遮蔽効果は最大でも50%程度なのに対して、外部の遮蔽装置による効果は80%に迫る。